懐かしいってどんな感情?心地良いもの?
職場近くのラーメン屋さんでは、90年代の懐かしい曲がよく流れています。
懐かしい〜と感じて、なんだか元気が出る…そんな曲って誰しもありますよね?
「懐かしくてテンションが上がる」
それは音楽に限らず、場所だったり匂いだったり、アニメだったり写真だったり…。
私はこの「懐かしい」感情がとても好きなのですが、ふと、この懐かしい気持ちって何なんだろう?と考えました。
「見たことがある、聞いたことがある、ここにいたことがある」
懐かしいと感じているときは、当時のことを思い出していますよね。
でも、その時間に戻ることはないし、本当にあった時間なのか今となっては確かめようがありません。
だけど、自分だけは覚えてる。
記憶としてはっきり残ってる。
確実に存在している。
情景、匂い、音、味覚、肌で感じたものなど、自分の記憶こそが、過去を生きていたと実感させてくれます。
懐かしい時って、不思議と心地良く感じるし、テンションが上がって元気が出ますよね。
それって、自分が「ちゃんと生きていた」「確かに存在していた」ことを感じる喜びなのかもしれません。
普段は感じることができない「過去の自分」に会えた喜びでもあるのだと思います。
懐かしいな〜と感じるときは、過去をちゃんと覚えている自分のことも、より愛おしく思える瞬間です。
懐かしいという感情は、過去の自分を感じられる、とっても貴重で尊い体験。大切にしたいですね^^